顎関節症
顎関節症とは、顎の関節やその周囲の筋肉に問題が生じ、顎の痛み、口の開けにくさ、口を開閉するときの音などが現れる状態です。
「口を開けると顎が痛い」「食事中に顎が疲れる」「口が大きく開かない」といった症状がみられることがあります。
顎関節症は比較的身近な疾患ですが、症状の原因や程度には個人差があります。
また、顎の痛みや開口障害は、顎関節症以外の病気でも生じることがあるため、適切な診査・診断が重要です。
もみじ歯科では、日本口腔外科学会認定医が症状や顎の状態を確認し、患者さん一人ひとりに合わせた治療方針をご提案します。
口を開けると顎が痛い
食事中に顎が痛くなる、疲れやすい
口を大きく開けられない
口を開け閉めすると「カクカク」「ジャリジャリ」と音がする
朝起きたときに顎がだるい
顎が引っかかるような感じがする
口を開けると顎が左右にずれる
歯ぎしりや食いしばりを指摘されたことがある
このような症状がある場合には、顎関節症の可能性があります。
ただし、顎の音がするだけで痛みや開口障害がない場合には、必ずしも治療が必要とは限りません。
症状が続く場合や日常生活に支障がある場合は、ご相談ください。
口を開けたり、食事をしたりするときに、耳の前あたりや頬、こめかみ周辺に痛みが生じることがあります。
顎の関節だけでなく、咀嚼に関係する筋肉に痛みが生じる場合もあります。
口を大きく開けられない、途中で引っかかる、急に開かなくなったといった症状です。
顎関節内の関節円板の位置の変化や、筋肉の痛み・緊張などが関係している場合があります。
口を開閉するときに「カクッ」「ジャリジャリ」といった音がすることがあります。
関節内の組織の動きなどが関係している場合がありますが、音だけで痛みや開口障害がない場合には、経過観察となることもあります。
顎関節症は、一つの原因だけで発症するとは限りません。
複数の要因が重なり、顎の関節や筋肉に負担がかかることで症状が現れると考えられています。
睡眠中の歯ぎしりや、日中の無意識の食いしばりは、顎の筋肉や関節に負担をかける要因となることがあります。
長時間の食いしばり、硬い食品の頻繁な咀嚼、頬杖などの習慣が症状に関係する場合があります。
ストレスや睡眠状態などが、痛みの感じ方や筋肉の緊張に影響することがあります。
顎関節内の関節円板の位置の変化や、関節の変形などが症状に関係する場合があります。
なお、顎関節症を単純に「噛み合わせが悪いから起こる病気」と考えることは適切ではありません。
原因を一つに決めつけず、症状や生活習慣、顎の状態などを総合的に確認することが大切です。

もみじ歯科では、日本口腔外科学会認定医が顎関節症の診査・診断を行います。
院長は九州歯科大学卒業後、和歌山県立医科大学口腔外科で診療に携わってきました。
その経験を生かし、顎関節だけでなく、咀嚼筋や口腔内の状態も確認しながら、症状の原因を検討します。
顎関節症の診査では、主に次のような項目を確認します。
痛みの場所や症状が始まった時期
口の開く大きさや顎の動き
顎関節や咀嚼筋の圧痛
関節音の有無
歯ぎしり・食いしばりなどの習慣
日常生活への影響
必要に応じて画像検査を行う場合もあります。
顎関節の骨の状態を確認する際にはCTが役立つ場合がありますが、関節円板などの軟部組織の評価にはMRIが適しています。
精密検査や専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関への紹介を検討します。
顎関節症の治療では、まず身体への負担が比較的少なく、元に戻せる保存的な治療を中心に検討します。
症状の原因や程度に応じて、複数の治療方法を組み合わせることがあります。
顎に過度な負担がかかる習慣を見直すことは、治療の基本の一つです。
日中の食いしばりに気づいたら上下の歯を離すことや、痛みが強い時期には硬い食品を避けることなどをご説明します。
顎の動きや筋肉の状態に応じて、無理のない範囲で開口訓練などを行う場合があります。
運動の方法や回数は症状によって異なるため、診察で確認したうえで指導します。
症状や歯ぎしり・食いしばりの状況に応じて、マウスピースを使用する場合があります。
マウスピースは、歯や顎に加わる力への対応などを目的として使用しますが、すべての顎関節症に有効というわけではありません。
必要性を判断したうえでご提案します。
痛みが強い場合には、全身状態や服用中のお薬などを確認し、必要に応じて鎮痛薬などを使用することがあります。
症状が強い場合や、保存的な治療で改善がみられない場合、顎関節以外の疾患が疑われる場合には、専門医療機関での精密検査や治療を検討します。
顎関節症の症状がある方は、日常生活でも顎への負担を減らすことが大切です。
日中、無意識に上下の歯を接触させていないか意識する
痛みが強いときは、硬い食品や大きな開口を避ける
長時間のガムの咀嚼を控える
頬杖など、顎に負担がかかる習慣を見直す
睡眠や休息を十分にとる
自己判断で無理な開口訓練を行わない
ただし、顎をまったく動かさないことがよいとは限りません。
症状に応じた適切な運動やセルフケアについては、診察時にご説明します。
顎関節症の症状には、自然に軽快するものもあります。
一方、痛みが長期間続く場合や、口が開きにくい状態が続く場合には、診察を受けることをおすすめします。
特に、急に口が開かなくなった場合、顎が外れて口を閉じられない場合、腫れや発熱を伴う場合などには、早めの診察が必要です。
顎の痛みや開口障害は、顎関節症以外の病気が原因となることもあるため、症状が続く場合には適切な診断を受けることが大切です。
「口を開けると顎が痛い」「口が大きく開かない」「食事中に顎が疲れる」などの症状がある方は、もみじ歯科へご相談ください。
当院では、日本口腔外科学会認定医が顎関節や周囲の筋肉の状態を確認し、症状に合わせた治療方法をご提案します。
顎の症状でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
音だけで痛みや口の開けにくさがない場合には、治療を行わず経過観察することもあります。痛みや開口障害を伴う場合には、ご相談ください。
症状が自然に軽快する場合もあります。ただし、痛みや開口障害が続く場合には、診査・診断が必要です。
すべての方に必要というわけではありません。症状や歯ぎしり・食いしばりの状況などを確認し、適応を判断します。
ストレスが関係する場合もありますが、顎関節症は複数の要因が関係する疾患です。ストレスだけが原因とは限りません。
顎関節症の診察や、保険適用の条件を満たす検査・治療は保険診療の対象となります。治療内容によって費用は異なります。
無理に大きく開けようとせず、早めに歯科医院や口腔外科を受診してください。
ボツリヌス毒素製剤を用いた治療が一部の咀嚼筋症状に対して検討されることはありますが、顎関節症全般に対する標準的な第一選択治療ではありません。
当院では、まず症状や原因を確認し、保存的な治療を中心に検討します。