矯正歯科は歯並びを綺麗にするだけではなく、発音障害を改善や前歯で食べ物を噛み切り、奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身と噛み合わせのバランスを調整し歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。さらに、成長期のお子様には顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
矯正歯科
矯正歯科は歯並びを綺麗にするだけではなく、発音障害を改善や前歯で食べ物を噛み切り、奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身と噛み合わせのバランスを調整し歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。さらに、成長期のお子様には顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
乳歯と永久歯が混在している時期の治療です。年齢の目安は7才から9才。乳歯の時期から噛み合わせが気になるお子様には予防矯正も行っております。6才以前のお子様でも歯並び・噛み合わせが気になる方はご相談ください。
第1期治療を行うことで、第2期治療(成人矯正)が必要でなくなったり、第2期治療の際に抜歯が必要でなくなり、歯を保存することができる可能性があります。
早い時期から適切な対処が必要です。
1期治療によって顎の骨の大きさやバランスが整えられ、永久歯がきれいに生え揃う土台をつくれるので、2期治療の必要がない場合もあります。
1期治療であまり効果が得られずに2期治療に入った場合も、部分的な矯正治療で済むことがほとんどです。2期治療を行う年齢の目安は、15歳ごろ~成人後です。
もし不適切な生え方をしそうな永久歯があっても完全に生え終わって顎の成長が止まった段階で治療を始める方が、効果的な場合もあります。歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な噛み合わせを作ります。
永久歯に生え揃った方を対象とするのが成人矯正で、「2期治療」ともいわれます。近年、治療技術の進歩により、矯正治療に年齢は関係なくなり患者様のライフスタイルに合わせてさまざまな治療法が選択できるようになりました。
プレオルソは、歯並び・噛み合わせを改善します。さらに、お口の筋肉・舌の位置なども正しい状態に導くことができる矯正装置です。取り外しが可能で、学校や外出時には外して行くことが可能です。
お口の周囲の筋肉や舌が正しく働かないと、顎の骨の成長が妨げられたり、歯並びが悪くなることがあります。お口の筋肉・舌の位置を正しく導くことで歯並びが悪くなることを予防できます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯が前面に傾斜して生えている状態です。または下の歯全体が後ろに位置することでも出っ歯に見えます。この状態だと前歯で唇を切ってしまったり、顔を強打したときに歯が折れやすくなったりします。
下顎前突(かがくぜんとつ)
出っ歯とは逆に、上の歯より下の歯が前面に出ている状態です。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことで起こります。
うまく食べ物が噛めなかったり、滑舌が悪くなったりする歯並びです。
開咬(かいこう)
噛んでいても前歯が噛み合っていない状態のことです。発音が悪くなったり、前歯でものを噛み切ることが難しくなったりします。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることがあります。
叢生(そうせい)
歯がでこぼこに並んでいる状態のことをいいます。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく歯垢が残りやすいため、虫歯や歯槽膿漏の原因になります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の歯が下の歯を覆ってしまうほど深く噛んでいる状態をいいます。下の歯が上の歯茎を刺激することで口内炎ができたり、前歯が乾くことで虫歯の原因にもなったりします。
上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)
上顎・下顎ともに前に突き出ている状態をいいます。
交叉咬合(こうさこうごう)
上下の噛み合わせが横にずれている状態をいいます。左右の顎に成長の差が出ることにより顔が歪んでしまう場合があります。
空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間ができている状態です。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さく生えてしまうことが原因です。
隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病の原因になります。また隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。
マルチブラケット(金属)
矯正歯科治療に一番良く使用されているマルチブラケットといわれる装置です。
リンガルブラケット
歯の裏側に装着するため、装置を表に見せずに治療が行える矯正装置です。目立ちにくいため、成人の矯正が増えるにつれて需要が高まっています。表に装着するブラケットよりも価格は比較的高く、装置の調整には時間がかかります。
床矯正
床矯正とは床(しょう)と呼ばれるプレート状の装置を使い、装置についたネジを段階的に絞めていくことで歯列の幅を広げていく方法です。歯列を広げて整えるので抜歯をする必要がなく、装置は取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。特に顎が成長段階の子供の矯正に適しています。
マウスピース
透明なマウスピースタイプの矯正装置です。
ブラケットやワイヤーを使用しないため、付けているのがほとんどわかりません。マウスピースを2週間ごとに新しいものに付け替えていくことで歯並びを改善していきます。
インビザライン(Invisalign)は透明なプラスチック製のマウスピース状の装置を使用した歯列矯正治療システムです。従来のブラケット矯正と比較して目立ちにくく取り外しもできるため、多くの患者様にとって魅力的な選択肢となっています。
インビザラインは軽度から中程度の歯列不正を持つ患者に適してますが、重度の歯列不正や特定の状況下では従来のブラケット矯正がより効果的な場合もあります。治療期間は個人の状態によって異なりますが通常は数ヶ月から2年以上かかることがあります。
歯科医師が患者の口腔状態を評価し、歯列矯正の必要性や治療目標を決定します。必要な場合は、印象や口腔内のスキャンなどのデータ収集が行われます。
収集されたデータをもとに、専用のソフトウェアを使用して患者の歯列の現在の状態から治療後の予測を作成します。歯列の移動を段階的にシミュレーションし、治療計画を作成します。
治療計画が確定したら、各段階で使用する透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)が作製されます。各アライナーは、数週間から数ヶ月ごとに交換されていきます。
最初のアライナーを装着して治療を開始します。アライナーは、歯にしっかりとフィットするように作られており、歯列を徐々に移動させるための正確な力を加えます。
治療の進行に応じて、歯科医師は定期的なフォローアップを行い、新しいアライナーへの交換や必要な調整を行います。通常、数週間ごとに診察が行われます。
顎や歯を動かして、歯並びを良くして噛み合わせや審美性を改善することで、患者様の健康や人生のQOLを高めることができます。また、歯並びが悪く噛み合わせも悪い状態だと、歯の寿命も短くなってしまうことがあります。矯正治療により歯の寿命を延ばすこともできます。
患者様の年齢・治療方法・症状によって治療期間は異なります。成人矯正では、約2年の治療期間が必要です。その後、2年程後戻りしないように保定する期間も必要となります。
矯正治療の時期は症状により異なります。成長期の子供の矯正治療では、成長によって状況が変化することでより悪化することもあります。なので、何か気になることがあればすぐにご相談ください。
透明なマウスピースを使用するため、目立たたずに治療することが可能です。また取り外し可能なため、食事が美味しく、歯磨きなどの口腔清掃もしやすいことがメリットです。しかし、1日20時間以上装着する必要があり、きちんと装着していないと治療効果が得られないデメリットがあります。
なるべく歯を抜かないように治療計画を立てていきますが、顎の大きさや歯の大きさの関係で歯を抜かないといけない症例もあります。矯正治療前には資料をとり、患者様毎に矯正計画を作成しますのでそこで全て説明いたします。
項目 | 料金 |
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小児予防矯正 | 110,000円 |
成人矯正:診断料 | 55,000円 |
インビザライン | 1,012,000円 |