小児歯科|もみじ歯科|鈴鹿市阿古曽町の歯医者・歯科

〒513-0828 三重県鈴鹿市阿古曽町22-3
059-399-7255
web予約 インスタグラム
ヘッダー画像

小児歯科

小児歯科|もみじ歯科|鈴鹿市阿古曽町の歯医者・歯科

小児歯科

小児歯科

小さいお子様の治療のゴールは、永久歯の虫歯がゼロとなることです。なぜ、ゼロを目指すかというと、1度虫歯になって治療のサイクルがはじまってしまうと、高確率で歯を失ってしまうまでの期間が短くなってしまうからです。まだ虫歯菌が定着していないお子様では、虫歯ゼロを目指すことが非常に重要です。虫歯菌に感染しやすい時期は生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の3歳までの間と、6番永久歯が萌出してからの2年間(6歳~8歳くらい)となっています。なのでここまでの期間を頑張っていただければ、虫歯ゼロを達成できる確率が高くなります。
お口のスキンシップを通してお子様に虫歯菌がうつり、虫歯に感染してしまいます。予防策は感染しやすい時期にお子様と同じ箸やスプーンを共有しない、離乳食の際に咬み与えをしないなどお口のスキンシップを控えることです。そうすることで成長した時の虫歯の本数を少なくすることができます。
また移さないことと同時に日頃の歯ブラシ習慣も大切になってきます。小さい時は一緒に歯磨きを行うとともに、ちゃんと磨けているか確認と仕上げを、ご両親でしてあげましょう。
そして、3歳までの虫歯になりやすい時期までに歯医者に来てもらい、しっかりと予防していくことが大切です。小さいうちから歯医者さんに通う習慣を身に着けましょう。

小児歯科の主な治療内容には、予防歯科・虫歯治療・歯列矯正・外傷の治療・口腔病変の診断と治療・歯ブラシ指導を行っております。フッ素塗布やシーラントなどの処置を行い虫歯の発生を予防します。お子様の成長過程に合わせた診療を心掛け、お子様が歯医者に通うことに対して不安や恐怖心を持たないようお手伝いさせていただいております。

歯の重要性

乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。
その他にも、顎の骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。

生えたての歯はとてもデリケートです

永久歯の生えたての時期は、歯の表面が粗造で汚れが付きやすく虫歯になりやすい時期です。また、乳歯に虫歯があると永久歯も虫歯になるリスクが高まります。

虫歯になりにくい歯へ

生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に虫歯の原因となる菌を持っていません。虫歯菌はお母さんなど周囲の大人からうつってしまうことが最も多いです。
また妊婦さんが歯周病だと、早産・流産・低体重児のリスクが高くなるという報告もあります。安全な出産やお子様の健康のためにも、妊娠中から歯科治療・お口のケアに取り組むことをおすすめします。

お子様の歯の健康のために意識すべき点

  • 甘いおやつから歯にやさしいキシリトールなどが入ったお菓子に変える
  • すぐに飲み込ませずによく噛んで食べさせる
  • 食べ終わった後はすぐに歯磨きをする
  • 歯を磨けない場合には口ゆすぎをする
  • 保護者の皆様により仕上げ磨きを行う
  • 爪噛みやお口ポカンなどの習癖は、虫歯や歯並びに強く影響するので対応が必要

虫歯の予防

歯磨き指導

1.歯磨き指導

お子様が歯磨きを好きになるように丁寧に指導いたします。
歯磨き、ブラッシング指導では虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

フッ素塗布

2.フッ素塗布

生えてきたばかりの永久歯は虫歯になりやすく、しかも急激に進行します。
虫歯を予防するためにフッ素を歯の表面にコーティングします。
フッ素の効果はお子様のお口の中の状態によってさまざまです。
歯科医院でのフッ化物歯面塗布は虫歯の低リスクの方は6ヶ月に1回、中リスクなら4ヶ月に1回、高リスク3ヶ月に1回の頻度で塗布を行います。
またご家庭でのフッ素洗口剤やフッ素入り歯磨き粉を、医院でのケアと並行されるとより効果的です。フッ化物配合歯磨剤による歯磨きは低、中リスクの方は500ppmF、高リスクの方は950ppmFのものが推奨されます。

シーラント

3.シーラント

お子様の歯は特に奥歯の溝は複雑な形をしているので、なかなか歯ブラシの毛先が入りません。
そのため汚れが溜りやすく虫歯が発生することもあります。
細かい溝を歯科用の薄いプラスチックでふさいで虫歯を予防するのがシーラントです。
シーラントは、生えたばかりの奥歯(6~7歳頃や11~13歳頃)の予防に有効です。

子供の虫歯予防で大切なことは下記3つです。

1. ミュータンス菌の感染予防
ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しない細菌です。
しかし奥歯が生える1歳6ヶ月頃から、周囲の大人の唾液を介してもたらされ、数が多いほど虫歯になりやすいと言われています。
特に糖分をとる機会が増える1歳6ヶ月から、子供の歯がすべて生えそろう2歳7ヶ月頃までが一番感染しやすい時期ですので、注意が必要です。
ミュータンス菌の感染を防ぐためには、まず一番身近なお母さん・お父さんのお口の環境を整え、菌の数を減らしておくことが大切です。
日常でできることとして、なるべく親の唾液が子供の口の中に入らないようにする工夫が必要です。
例えば食べ物の口移しや、箸を親子で共有することは控えることをおすすめします。
2. 親子で砂糖をとる量をコントロール
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は砂糖を頻繁に摂取すると、歯の表面へくっつきやすくなります。
仕上げ磨きがきちんと行われないと、この歯の表面にくっついたミュータンス菌がそのまま定着し、最悪の場合、治療が必要な虫歯にまで発展してしまいます。
親子で砂糖をとる量をコントロールして、毎日の仕上げ磨きをきちんと行っていれば、虫歯は防げます。
3.歯の質を強くする
の質を強くするために取り入れたいのがフッ素です。
フッ素は歯の質を強化し、虫歯になりにくい丈夫な歯を作る手助けをしてくれます。
また再石灰化を促進し、歯垢(プラーク)の中にも作用して歯を溶かす酸が作られるのを抑える働きがあります。

【マタニティ】

妊娠中にかかりやすいお口の病気

妊娠性歯肉炎
ホルモンバランスの変化が起こる妊娠初期は、歯茎の出血や腫れが生じることが多いです。
通常の歯肉炎のように痛みがないため気づかぬうちに症状が悪化するという特徴があります。
妊娠性エプーリス
妊娠中に歯茎がコブのように大きく膨らんでしまうことがありますが、それは増加するホルモンの影響であり良性のものが多いです。
大半は出産後に自然となくなりますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。
虫歯・歯周病
辛いつわりで十分に歯磨きができなかったり嘔吐によって出た胃酸が歯の表面を弱くしたりして、汚れがつきやすくなってしまうことで虫歯や歯周病リスクが普段よりも高くなります。

妊娠中の治療

ご自身はもちろん生まれてくる大切な赤ちゃんにも影響を及ぼすので、妊娠中は虫歯・歯周病の治療、お口のクリーニングなどを必ず受けてください。
妊娠中の歯科検診には妊娠中期(安定期)が最適です。通院が困難になることを考え、痛みがなくてもできるだけ安定期のうちにお口の中をチェックすることをおすすめします。

  • 妊娠初期
    4ヶ月(15週)まで

    妊娠4~8週の治療は特に慎重に取り組み、12週までの処置はできるだけ診査や治療計画、歯ブラシ指導まででとどめます。
    歯の痛みや歯茎の腫れなどの急性症状がある場合は応急処置を行い、本格的な治療は安定期に入ってから開始するようにしています。

  • 妊娠中期
    5~7ヶ月(16~27週)

    妊娠中期は胎児が胎盤により安定し、通常の歯科治療をはじめ、レントゲン撮影や投薬も可能となる安定期とも呼ばれる時期になります。
    胎児や母体への影響を考慮した上で、比較的に安定するこの時期に、虫歯・歯周病などの治療に取り掛かるようにしています。

  • 妊娠後期
    8ヶ月(28週)

    妊娠後期は早産などの危険を回避するために、処置は応急的なものまでにとどめます。また、お腹が大きくなることで仰向けでの受診も大変な時期になります。
    治療が必要な場合もこの時期は避けて、出産後に改めて治療を再開するようにしています。

受診時について

産婦人科の担当医より注意を受けていることは、たとえ些細なことでありましても必ず担当歯科医師へお伝えください。また、できるだけ無理なく楽な姿勢で受診していただけるよう配慮しておりますが、体調や気分がすぐれない場合は、我慢せずすぐにスタッフまでお声掛けください。

pagetop